家庭内事故を防ぎ、安全な住まいにしましょう
2025/02/05
こんにちは、芸家です。
春が待ち遠しい季節になりましたね。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
暮らしと住まいを快適にするためのちょっと役立つ情報をお届けしていますが、今回のテーマは「家庭内事故を防ぐ」です。
厚生労働省及び警察庁によると2023年の交通事故死亡者が2678名なのに対し、家庭内事故での死亡者が1万6050名と、約6倍も多いそうです。 安全で安心できるおうちの環境を整えましょう。
【入浴前や入浴中の危険に備える対策を】
浴室での事故が多いのが、溺死・溺水とか。寒い時期に脱衣所に行って衣服を脱ぎ、浴室も寒いと急激に血圧が上昇。さらに浴槽で温まると一気に血圧が下がります。この血圧の急激な変化によって失神などを引き起こす危険があります。 そのリスクを避けるためのポイントをご紹介します。
ポイント① 入浴前に脱衣所や浴室を暖めておく。 脱衣所はミニ暖房機を利用する、浴室はしばらくシャワーで温水を出す、浴槽の湯が沸いたらフタを外し、十分にかき混ぜて蒸気をたてておく。
ポイント② 食後すぐや飲酒後、医薬品服用後の入浴は体調の変化が起きやすいため避ける、といった対策があります。
ポイント③ 入浴時のお湯の温度は41度以下が目安。湯に浸かるのは10分まで。 寒い時はつい熱いお風呂に入りたくなりますが、42度以上は避け、長湯も控えた方がいいでしょう。さらに「かけ湯なしでドボンと勢いよく入る」、「浴槽から急に立ち上がる」といったこともやめましょう。
また、異変にいち早く気づいてもらうために入浴前に同居者に一声かけるのも大切です。
【家電の扱いや日常の行動にも注意と対策を】
掃除中や家電使用中の事故もあるので気をつけましょう。
●コンセントの本体は、差込口にたまったホコリや濡れた布で拭くことによる湿気で発火の恐れがあるので、ホコリはこまめに乾いた布で取る。
●電気ストーブなど消費電力の高い家電のコードは、発火の恐れがあるので折りまとめた状態で使わないようにする。
●コードを強く引っぱったり、家具や椅子で踏んだりして無理な力を加えると、事故につながる恐れがあるので注意する。
●エアコンの掃除のときに、洗浄液が内部配線端子にかかると発火する恐れがあるため、正しい洗浄液を選び、布に吹きかけてから使う。
といったことがあります。家電を扱うときにもちょとした注意が必要ですね。
また、年を重ねるとふとした勘違いから危険な状態に陥ることも。たとえば、
●リモコンの操作を誤り、夏に暖房をつけて熱中症になってしまう可能性も否めないので、表示の大きなリモコンを選ぶなどの対策をとる。
●階段からの落下を防ぐため、手摺りをつける、階段の踏み板の先端に色の目立つテープや滑り止めテープを貼る。
以上のような、ちょっとした対策で危険を防ぐことができます。
いかがでしたか?おうちの中の危険を見直し、浴室のリフォームや階段に手摺りを設置するなどを検討してみませんか?
何気なく過ごす中で、ちょっとした油断が事故につながることもあります。さまざまな対策でそのリスクを回避しましょう。
中央林間にあるアートハウスは、これまで20年以上お客様のリフォーム、内外装の工事等、神奈川を中心に地域密着で施工をしています。
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